トランポの床張り②

yamachi2004

2010年06月03日 06:15

こんにちは、見習いトランポビルダーのyamachiです。

昨日の続きでトランポの床張りについてお話をば。

床張りに使う木板は硬質合板という板を使います。

この硬質合板も、硬いんですがそこはやはり木材であるので結構反ってるものが多いんですね。

反ってる木材使うと仕上げの床表皮を貼ったときに、デコボコがてきめん出てくるので一台の床張りに4枚板を使う場合、その倍の8枚をまず木材やさんで選んでもらって、さらにその中から4枚を選んで使います。

昨日話した型枠を写し取ってカットして、さらにこまかく形を整えて床に並べ李でて板を車の床にねじで止めて行きます。

このときねじが床の裏に直節突き出ないように、車体の下に通っているフレームの陰に隠れるように車体の下と上とを行ったりきたりしながらねじを打つ位置を決めて、やっとこさねじ打ちです。

ねじ打ちが済んだら微妙なデコボコを消すためにパテ打ちをして布やすりで均します。

床本体の設置が終わったらクライマックス!

最初につくった型を利用して床の表皮を型切りして、液体ボンドを塗って貼り付けます。

3メートル×1.8メートルの一枚ものの表皮を、皺にならないようにかつしっかり貼らなければいけないので一番大変な作業です。

貼り付けが終わったらカッターで表皮の形を内装の形に合わせてちょっとづつきり合わせて、壁と床材のきわをコーキング材でシーリングしたら完成です。

ここに書けてないいろんな手間がほかにもかかりますが、綺麗に仕上がった床は思わず「おぉ…」とため息が漏れるぐらい殺風景だった車内を輝かせること間違いなしですw

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